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SUMMARY

都市の課題が複雑化する現代において、「みどり」は単なる装飾ではなく、

人の営み、コミュニティ、そして環境の循環をつなぎ直す“社会インフラ”としての役割が求められています。

32回目のソーシャルグリーンデザインレクチャーでは、グラフィックデザインをはじめ、
地域コミュニティの育成やランドスケープの企画運営まで幅広い事業を手掛ける南部 隆一 氏 をお迎えし、
“システミックデザイン(Systemic Design)”という複雑な関係性を扱う思考法 を手がかりに、
みどりを中心とした新しい社会のデザインを探ります。

南部氏が関わる「Comoris」は、気軽に自然と触れ合える“ご近所シェアフォレスト”として、
みどりを媒介に人と人の関係性を育んできた実践の場です。
今回のレクチャーでは、このComorisの取り組みを通して、みどりを起点に広がるコミュニティのあり方、
人と人・社会との新たな関係性について学びます。

都市の中の小さな森づくりからみる、地域における小さな関わり合いが、どのように大きな価値を生んでいくのか?

「社会」と「みどり」をひらく、新しい視点と可能性を感じられる時間になるはずです。

ぜひご参加ください。

【 プログラム 】

〈日時〉2026年2月4日(水)17:00〜19:30
〈参加費〉オンライン視聴(無料) or 会場参加(有料)が選べます!

 17:00-17:15    イントロ(15min.)
         – ソーシャルグリーンデザインとは?

 17:15-17:45    ゲスト紹介(30min.)


   ~休憩5分~


 17:50-18:45  モデレーターとの   ディスカッション(55min.)


 18:45-19:15    Q&A(30min.) 


 19:15-19:30    クロージング(15min.)
         – 今日のまとめ


  ※内容は変更になる場合がございます。

★こんな方にオススメ!★ 

  ・ シェアフォレストの活用について興味がある方
  ・ みどり分野に興味がある方
  ・ 造園・エクステリア(外構)
  ・ 園芸業界の方
  ・ コミュニティデザインに関心のある事業者の方
  ・ プライベートな庭・家作りだけでなく、まちづくりや地域づくりに関心のある事業者の方
  ・ 「社会に役立つみどりづくり」に関心がある方

【ゲスト】

南部 隆一 氏

デザインディレクター
ACTANT代表/Comoris 共同主宰

2005年積水ハウス入社。戸建住宅の個人請負営業職を経て、国際事業部に在籍。東欧・アジアなどに駐在、現地でのマーケティング・販売企画を中心に海外不動産開発事業を推進。19年に広報・コミュニケーション部門においてESGテーマを担当。2022年8月より環境推進部、2023年11月より現職。事業活動におけるCO₂削減、ESG情報開示、生物多様性回復、CEなどの環境取り組み等を推進する。

▼    Comorisについて知りたい方はコチラから!

Comoris Urban Share Forest – 近所で小さな森を育てるシェアリングサービス

【モデレーター】

小松 正幸(こまつ まさゆき)

株式会社ユニマットリック 代表取締役社長
一般社団法人ソーシャルグリーンデザイン協会 代表理事
NPO法人ガーデンを考える会 理事
NPO法人渋谷・青山景観整備機構理事

代表を務めるユニマットリックはエクステリア・造園CADシステム「RIKCAD」の開発や、エクステリア・ガーデンデザイナーを養成する専門校「E&Gアカデミー」の運営を行い、「エクステリア・造園・園芸業界の課題解決」と「豊かな生活空間の創出」を目指している。
https://www.rikcorp.jp/

三島 由樹(みしま よしき)

株式会社フォルク 代表取締役
一般社団法人ソーシャルグリーンデザイン協会 理事
一般社団法人シモキタ園藝部 共同代表理事
ランドスケープデザイナー


慶應義塾大学環境情報学部卒業。ハーバード大学大学院GSD修了後、MVVA NYオフィス、東京大学都市工学専攻助教を経て、2015年4月に株式会社フォルクを設立。全国の様々な地域における文化と環境をベースにした場やコモンズのリサーチ・デザイン・運営に取り組む。季刊「庭NIWA」にて「庭と園藝-社会とコモンズのデザイン論-」を連載中。主なプロジェクトの受賞として、Good Design Award(下北線路街空き地, 2020)、緑の環境プラン大賞 国土交通大臣賞(芝のはらっぱ, 2020)、SD Review 入賞(石井の家, 2022)、都市公園等コンクール 日本公園緑地協会会長賞(シモキタのはら広場, 2023)、緑の都市賞 内閣総理大臣賞(シモキタ園藝部, 2023)、日本造園学会賞(シモキタ園藝部, 2024)など。八王子市まちづくりアドバイザー/登録ランドスケープアーキテクト(RLA)。
https://www.f-o-l-k.jp/

石川由佳子(いしかわ ゆかこ)

一般社団法人 for Cities 共同代表理事
一般社団法人Social Green Design協会 理事
Dear Tree Project 主宰
watageディレクター
アーバニスト
エクスペリエンス・デザイナー
女子美術大学 芸術学部 共創デザイン学科 非常勤講師


「自分たちの手で、都市を使いこなす」ことをモットーに東京、カイロ、ホーチミンなど国内外の都市で市民主体の小さな活動を街の中で企てていく。都市体験のデザインスタジオ「for Cities」共同代表理事。世界中のアーバニストのためのプラットフォーム「forcities.org」や学びの場「Urbanist School」を国内外で企画・運営。神田にコミュニティ拠点「watage」を立ち上げ。ユース世代のためのアーバンデザインセンターとして活動をスタート。街路樹のデータプラットフォーム「Dear Tree Project」主宰。
https://linktr.ee/YukakoIshikawa

SOCIAL GREEN DESIGN(以下SGD)は、
「社会に役立つみどりをつくる人をつくる」ことを目標に、これからの社会に必要とされる、新しいみどりのあり方について再考し、その実践を通じて地域課題の改善と、持続可能な新しい豊かさの共創を目指す、みどりのデザインムーブメントです。
 人口減少、空き家の増加、インフラの老朽化など、社会環境が変化する中で、スクラップアンドビルドではなく、「モノ」から「ココロ」へ、「人間・経済中心」から「環境・自然中心」へと視点を移していく必要があると考えています。
 みどりはただあるだけではダメな時代に突入しています。
 個人のために作られる庭のデザインから、公共のみどりのメンテナンスまで、みどりを取り巻くさまざまな「仕事」の価値観を更新し、人と街、街と自然をつなぐみどりづくりの担い手を増やしていきたいと考えて活動をしています。

 SOCIAL GREEN DESIGN

OUTLINE

開催日|2026年2月4日(水)17:00-19:30

会場|オンライン or 配信会場

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