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SUMMARY

都市におけるみどりは、景観を彩るだけでなく、生物多様性を守り、人と地域、そして企業をつなぐ大切な役割を担っています。

積水ハウス株式会社が2001年にスタートした「5本の樹」計画は、「地域に自生する樹を暮らしに取り戻す」という思想のもと、25年にわたって都市住宅に生物多様性を取り込んだ庭づくりに取り組まれてきました。これまでに累計2,000万本以上の植樹を行い、生物多様性の保全と住まいづくりを両立させた実践は、企業と地域が共に価値を生み出す共創モデルとして広がりを見せています。

31回目を迎える今回のSocial Green Design Lecture では、積水ハウスで環境推進を担う 井阪 由紀 氏、同社の環境プロジェクトを長年リードしてきた 八木 隆史 氏 のお二人をお迎えし、これまでの取組みの成果や課題、そして都市におけるみどりの可能性や将来展望についてお話しいただきます。

今ある都市のみどりを社会の資源としてどう位置付け、地域や企業の未来を共創していけるのか?これからの社会に求められる「みどり×ビジネス」の共創を共に考える機会となれば幸いです。

都市のみどりが描く未来を、企業・地域・参加者の皆さまと共に探るひとときです。

ぜひご参加ください。

【 プログラム 】

〈日時〉2025年11月26日(水)17:00〜19:30
〈参加費〉オンライン視聴(無料) or 会場参加(有料)が選べます!

 17:00-17:15    イントロ(15min.)
         – ソーシャルグリーンデザインとは?

 17:15-17:45    ゲスト紹介(30min.)


   ~休憩5分~


 17:50-18:45  モデレーターとの   ディスカッション(55min.)


 18:45-19:15    Q&A(30min.) 


 19:15-19:30    クロージング(15min.)
         – 今日のまとめ


  ※内容は変更になる場合がございます。

★こんな方にオススメ!★ 

・都市農園とビジネスの関係について興味がある方
・みどり分野に関心がある方
・造園、エクステリア(外構)、園芸業界に携わっている方
・現状のビジネスモデルからの変革を考えている事業者の方
・より公共的なみどりづくりに関心がある事業者の方
・プライベートな庭や家作りだけでなく、まちづくりや地域づくりに関心のある方
・「社会に役立つみどりづくり」に関心がある方

【ゲスト】

井阪 由紀 氏

積水ハウス株式会社
ESG経営推進本部 環境推進部 環境推進部長 兼 環境マネジメント室長

2005年積水ハウス入社。戸建住宅の個人請負営業職を経て、国際事業部に在籍。東欧・アジアなどに駐在、現地でのマーケティング・販売企画を中心に海外不動産開発事業を推進。19年に広報・コミュニケーション部門においてESGテーマを担当。2022年8月より環境推進部、2023年11月より現職。事業活動におけるCO₂削減、ESG情報開示、生物多様性回復、CEなどの環境取り組み等を推進する。

八木 隆史 氏

積水ハウス株式会社
ESG経営推進本部 環境推進部

1996年積水ハウス株式会社入社。事業所にて建物設計、エクステリア設計を担当し、2016年に環境推進部へ異動。積水ハウスが2001年から取り組む、生態系を配慮した造園緑化プロジェクトである「5本の樹」計画を推進。日本の豊かな自然を育んできた「里山」を手本とし、“3本は鳥のために、2本は蝶のために。地域に合わせた日本の在来樹種を”をスローガンとするこの取り組みは、持続可能な社会の実現に向けた貢献が評価され、グッドデザイン賞、地球環境大賞を受賞。そのほか、持続可能な木材調達「フェアウッド調達」など環境関連事業に携わる。一級造園施工管理技士、樹木医。

★「5本の樹」計画について★

2001年にスタートした「5本の樹」計画は、 “3本は鳥のため、2本は蝶のために、地域の在来樹種を” という思いを込め、 その地域の気候風土・鳥や蝶などと相性の良い在来樹種を中心とした植栽にこだわった庭づくり・まちづくりの提案 です。 その考えは日本古来の里山を手本とした庭づくり計画に基づいています。

集合住宅やまちづくりの取り組みでも緑地計画の中で「5本の樹」の考え方を取り入れ日本全域の都市緑化を促進しています。

▼「5本の樹」計画についてはコチラから!
積水ハウスの「5本の樹」計画 | 積水ハウス

【モデレーター】

小松 正幸(こまつ まさゆき)

株式会社ユニマットリック 代表取締役社長
一般社団法人ソーシャルグリーンデザイン協会 代表理事
NPO法人ガーデンを考える会 理事
NPO法人渋谷・青山景観整備機構理事

代表を務めるユニマットリックはエクステリア・造園CADシステム「RIKCAD」の開発や、エクステリア・ガーデンデザイナーを養成する専門校「E&Gアカデミー」の運営を行い、「エクステリア・造園・園芸業界の課題解決」と「豊かな生活空間の創出」を目指している。
https://www.rikcorp.jp/

三島 由樹(みしま よしき)

株式会社フォルク 代表取締役
一般社団法人ソーシャルグリーンデザイン協会 理事
一般社団法人シモキタ園藝部 共同代表理事
ランドスケープデザイナー


慶應義塾大学環境情報学部卒業。ハーバード大学大学院GSD修了後、MVVA NYオフィス、東京大学都市工学専攻助教を経て、2015年4月に株式会社フォルクを設立。全国の様々な地域における文化と環境をベースにした場やコモンズのリサーチ・デザイン・運営に取り組む。季刊「庭NIWA」にて「庭と園藝-社会とコモンズのデザイン論-」を連載中。主なプロジェクトの受賞として、Good Design Award(下北線路街空き地, 2020)、緑の環境プラン大賞 国土交通大臣賞(芝のはらっぱ, 2020)、SD Review 入賞(石井の家, 2022)、都市公園等コンクール 日本公園緑地協会会長賞(シモキタのはら広場, 2023)、緑の都市賞 内閣総理大臣賞(シモキタ園藝部, 2023)、日本造園学会賞(シモキタ園藝部, 2024)など。八王子市まちづくりアドバイザー/登録ランドスケープアーキテクト(RLA)。
https://www.f-o-l-k.jp/

石川由佳子(いしかわ ゆかこ)

一般社団法人 for Cities 共同代表理事
一般社団法人Social Green Design協会 理事
Dear Tree Project 主宰
watageディレクター
アーバニスト
エクスペリエンス・デザイナー


「自分たちの手で、都市を使いこなす」ことをモットーに東京、カイロ、ホーチミンなど国内外の都市で市民主体の小さな活動を街の中で企てていく。都市体験のデザインスタジオ「for Cities」共同代表理事。世界中のアーバニストのためのプラットフォーム「forcities.org」や学びの場「Urbanist School」を国内外で企画・運営。神田にコミュニティ拠点「watage」を立ち上げ。ユース世代のためのアーバンデザインセンターとして活動をスタート。街路樹のデータプラットフォーム「Dear Tree Project」主宰。
https://linktr.ee/YukakoIshikawa

★こんな方にオススメ★

・みどりとビジネスの関係について興味がある方
・みどり分野に関心がある方
・造園、エクステリア(外構)、園芸業界に携わっている方
・現状のビジネスモデルからの変革を考えている事業者の方
・より公共的なみどりづくりに関心がある事業者の方
・プライベートな庭や家作りだけでなく、まちづくりや地域づくりに関心のある方
・「社会に役立つみどりづくり」に関心がある方

SOCIAL GREEN DESIGN(以下SGD)は、
「社会に役立つみどりをつくる人をつくる」ことを目標に、これからの社会に必要とされる、新しいみどりのあり方について再考し、その実践を通じて地域課題の改善と、持続可能な新しい豊かさの共創を目指す、みどりのデザインムーブメントです。
 人口減少、空き家の増加、インフラの老朽化など、社会環境が変化する中で、スクラップアンドビルドではなく、「モノ」から「ココロ」へ、「人間・経済中心」から「環境・自然中心」へと視点を移していく必要があると考えています。
 みどりはただあるだけではダメな時代に突入しています。
 個人のために作られる庭のデザインから、公共のみどりのメンテナンスまで、みどりを取り巻くさまざまな「仕事」の価値観を更新し、人と街、街と自然をつなぐみどりづくりの担い手を増やしていきたいと考えて活動をしています。

 SOCIAL GREEN DESIGN

OUTLINE

開催日|2025年11月26日(水)17:00-19:30

会場|オンライン or 配信会場

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